第二弾の今回は、くるんパス・ 瞬足なわとび・asicsクリアートビナワをご紹介します。
■くるんパス
従来のコンパスは指先を使って微妙な力加減で回さなければ円が描けません。
そして円が途切れてしまったり、最後まで回せなかったり、針が動いてしまったりと不器用さんにとってコンパスを使いこなすのはなかなか難しいものです。
そこでおすすめなのが「くるんパス」です。
グリップ部分に鉛筆のキャップのような「くるんキャップ」がついていて、くるんキャップを握って回すだけで大小様々な円を描くことができます。
くるんキャップは取外し可能で、普通のコンパスとしても使用可能です。
☆彡ソニック/スーパーコンパス くるんパス 鉛筆用
本記事で取り上げたのは、一般的なタイプですが、定規セットやシャープペン用などいくつかバリエーションがあるようです。
詳しくは、上記のソニック
公式HPをご覧ください。
■ 瞬足なわとび・asicsクリアートビナワ
うちの子は小学校時代、縄跳びが大の苦手でした。
理由は協調運動(手と足、目と手など複数の身体部位を協力させて行う運動のこと)が苦手だからです。
具体的には
1 縄を肩で勢いよく回し、地面に叩きつけてしまうので続けて回せない。根気よく教えると 今度は肘を広げて肘で回してしまう。
2 「縄を回したらすぐ跳ぶ」=手と足を動かすタイミングがほんの少しズレないと跳べない
ができず、手足同時に動かしてしまう。
3 足を揃えてジャンプできない。
4 目一杯ジャンプしてしまい、動きに無駄が出て続けて飛べない。
が課題になりました。
対策として1、2、4は100均の縄跳びを半分に切って両手に持ち、
・まずは跳ばずに縄を回すことに集中する。
・肩や腕で回すのではなく、肘を緩めに締めて手首でまわすことを意識できるように声をか ける。また、その方が楽に回せることに気付けるように声かけをする。
・肘で縄を回していても、同じテンポで続けて回せるようになったらジャンプも組み込む。 「回す跳ぶ、回す跳ぶ」と早口でテンポよく声をかけ、リズムで手と足の動きに微妙にズ レがあることを意識させる。
・高く跳んでしまうと縄がくるタイミングに次のジャンプが間に合わなくなってしまうこと を意識させる。
・少し練習したら、普通の縄跳びでチャレンジする。
3は縄が引っ掛かったとき、「ストップ」と動きを止め、足が揃っていなかったからだと 認識させる。 また、跳び始める時に「足が揃っているかな?」と声をかけ確認する癖 をつける。
これらの工夫をして、モチベーションが下がらないように少しでも上達したら褒めて褒めて褒めまくり、練習を5分頑張ったら遊具で遊ぶ時間をたっぷり入れてからもう一度練習を勧めるようにしました。
これはあくまでも我流なので、参考まで。
もちろん、縄跳びも少しでも使いやすいもの、跳びやすいものを探していろいろと購入しました。
おもりがついていると縄が回しやすいと聞いて、縄の中央にストローのようなプラスチックのおもりがついているもの、グリップの中に金具のおもりが入っているものを使ってみましたが、うちも子にはあまり効果がありませんでした。
その後、瞬足なわとびを購入しました。グリップにスポンジが付いていて太くて滑りにくく、縄は太目で九面体になっており少し重めです。
この縄跳びで始めは肩で縄をまわしてしまうものの、一度縄が回り始めると続けて回せるようになり、前とびができるようになりました。
最後に購入したのはasicsのクリアートビナワです。
グリップは細目で楕円形、滑り止めに凹凸があります。縄は細目で軽く、回し始めも肘で回せるようになりました。
asicsの縄跳びで後ろとびができるようになりました。
瞬足なわとびは普通のものより重めなので、縄を力いっぱい回してしまううちの子に合っていたんだと思います。
軽い力で回せるasicsのクリアートビナワは、縄跳びに慣れてきた頃や腕の力の弱い子、女の子に合うかもしれません。
この2つの縄跳びはおすすめです。
最後に、中学校の体育で縄跳びはしません。
もちろん縄跳びは全身を使った良い運動ではありますが、できなくても生きていくには問題ないのです。
なので、気楽に取り組みましょう♪
お子さんが「出来るようになりたい!」と思っていたら、お父さん、お母さんも一緒に縄跳びをして運動不足解消しちゃいましょう!
我が家の経験談を思い出してもらえたら、少しでもお役に立てるかもしれないし、それでお子さんが跳べるようになったら嬉しいです。
お子さんが「もうヤダ!縄跳び嫌い!!」と思っていたら、縄跳びの性能を信じて「跳べたらラッキー!」くらいの心づもりで大丈夫です。
ちなみにわが子は後者です。肥満気味だったので、冬の間の運動不足解消に公園に遊びに行くついでに少しだけ縄跳びをしていました。
低学年のうちは前跳びを1,2回跳べる程度でしたが、学年を重ねるごとに跳べる回数が増えました。すると高学年で「後ろ跳びもやってみる!」と自らチャレンジするようになりました。
「できた!」という喜びと、回数で結果が分かりやすく達成感を得やすかったのかもしれませんね。
縄跳びは冬の定番授業ですが、春になれば終わります。
お子さんの気持ちに寄り添い、スモールステップでチャレンジしてみてくださいね。
☆彡デビカ/瞬足なわとびスタンダード
本記事で取り上げたのは、スタンダードですが、縄の種類やグリップの違いなどのバリエーションがあるようです。
詳しくは、上記のデビカ
公式HPをご覧ください。
☆彡asics/クリアートビナワジュニア
本記事で取り上げたのは、クリアートビナワジュニアですが、主に縄の形状や材質の違いにバリエーションがあるようです。
詳しくは、asics公式HPをご覧ください。
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